フミオがカレーを食べていると、口の中で黒い粒がカリッ!
お父さんが調べてみると、その正体は?!
まず最初に思ったのが、『時代設定はいつ?!』
お父さんもお母さんも着物姿、なんだか昭和チックなのです。
ちょっと厳しそうなお父さんに、良妻賢母そうなお母さん。
でも、みんなでカレーの木が成長するための儀式のダンス(?)を踊ったり、
どこからか、すごーく大きなジョウロを持ってきて水をあげたり!
真面目に面白いことをやっているので、とっても面白いんです。
家族みんな、仲が良くて、家族っていいなぁ〜♪と思いました。
ワンちゃんもいい味出してます(^^)♪
初め、絵のタッチが私好みではなかったので敬遠していたのですが、
読んでみたらとっても面白くてハマってしまいました。
3歳と8歳の娘たちと読みましたが、
特に3歳の娘が気に入ったようで、連日「読んで〜(^o^)♪」でした。
近所の皆さんとカレーを食べている場面では、
カレーの木を遠くから写している場面と照らし合わせて、
「このお姉さんたち、ここにいる人だ!」とか、
「このおばあさんはこの人だね。」とか、
じっくり絵をみて盛り上がりました。
カレーを食べている皆さんの表情がとっても良くて、
言葉にできないほど美味しいカレーライス、食べてみたいです!
カレーの実とライスの実(^^)♪
こんな実のなる素敵な木、あったらいいですね!
大人も子供も、楽しめる一冊だと思いました。