「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(5) ふしぎなたいこ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

3歳の息子に読むと，方言をとても面白がっていました．とくに「○○っぺ」と言うのがツボみたいで，出てたびに笑っていました．

このお話は私も始めて読みました．天狗が持ってる物といったら，隠れみのやうちわは知っていたけど，こんな不思議なたいこも持っていたんですね．知らなかったです．源五郎どんの雲の上まで伸びた鼻を，雷さまが橋の欄干に使ってしまうところが私は面白かったです．雷さまといえば雷をゴロゴロ鳴らして恐ろしいイメージなんですが，仕事のないお天気の良い日にはこういう作業を黙々とこなしてるのかなと思うとおかしくて，親近感までわいてきます．

池に落ちた源五郎はゲンゴロウブナになってしまったんですね．隠れみののお話と同じで，天狗のものを面白半分で使ってしまうとろくなことにならないですね．

３歳２か月の息子に図書館で借りて読んであげました。

「ふしぎなたいこ」は私が子供の頃、好きだった昔話です。
息子にはまだちょっと早いかしらと思いつつも読んでみたいと言うので、読んであげました。

絵を少し怖がったりするかなと思ったら、全くそんなことはなく、とても一生懸命見ていました。途中で戻って絵を見直したりしながら、最後まで聞いていました。息子の感想「おもしろかった」です。

表紙のつく方向と文字の向きが普通の絵本と違うので面白いです。上下に見開きになっています。

天狗との約束を破り、太鼓で自分の鼻をどんどんのばす主人公。無事、一旦は話がおさまるが、天狗の罰でフナになってしまう。

約束は守らないといけないと思う話です。しかし、そもそも鼻をのばしたりちぢませたりする太鼓は何の役に立つのでしょうか？悪さをする以外に使いみちがなさそうです。