3歳9ヶ月の息子に読んでやりました。読み終わって、息子が率直に空を飛べるの?と聞かれてびっくり。うーん、飛んでみたいね!と。
お友達とお祭りにやってきたネズミちゃん。いろいろなアトラクションにお友達とチャレンジ。恐くて一人だとできないこともお友達と一緒ならとても楽しそう。そんななか、風船売りをみつけ、持ってきたお小遣いでみんなが好きそうな色の風船を買ってあげようとします。ところがその風船を受け取ると、ネズミちゃんの体がふわふわ空に浮き出してしまいます。ネズミちゃんはびっくり!助けて!と叫びますが、お友達の手の届かない高さまで上がってしまい、みんなで追いかけます。なんとか丘で捕まえる事ができ、一安心でした。
楽しそうなお祭りの様子に息子もうっとり。そして、風船で浮いてしまうと息子もびっくり!早く助けて!と叫びだしてしまいました。そしてしまいには、本当に飛べるの?と聞かれてしまうほどに・・・。息子が全身で楽しんだ絵本でしたね。こういう素直な展開に、親もほっと安心します。それと同時に、お友達に風船を買ってあげたいというやさしさにも触れられるので、親としてはいい絵本だと思いましたよ。