「おばけなんていないよ！」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

引越し先の近所におばけがでるお屋敷があると

ママにきかされ、近づかないよういわれます。

でもダメと言われると子供ってやりたくなりますよね。

まさにそんなお話でした。

一人でお化け探しにそのお屋敷にいきます。

あっちこっち探すけど見つからなかったといって

家に帰りますが、実際にはおばけだらけ。

絵本を読んでる息子は「あっ、ここにもいるよ！」

「かくれているよ！」と得意げでした。

小さい子と読むと、そうやって楽しめると思います。

それぞれのシーンでおばけがどれだけいたか

数えて遊びました。

おばけやしきに探検にいく男の子。頑張って探すけど見つからないので帰宅。ストーリー自体はシンプルであまりひねりがなく、それだけだと面白くないです。でも、男の子には見えてないおばけたちの姿を実はこんなにいるんだよ、と絵で描く事で面白く仕上げています。

オバケたちが可愛いです。特にトイレ待ちでもらしちゃったとこ（笑）

ただ、たくさんのおばけにみんなセリフがあるので、読み聞かせにはちょっと向いていないです。自分で読める年齢におすすめ。3歳の娘には男の子とおばけと両方のセリフを読みましたが、絵ではオバケが描いてあるのに男の子には見えないのは分かりにくいのではないかと思って、「おばけがこんなにいるけど、男のこには見えないんだって」と、ママが説明して読み聞かせました。

おばけの大家族が久方ぶりのお客様を大歓迎しているのが微笑ましかっ

たです。おばけなんかいないと思っている男の子だから、もしいたら、

「絶対、僕が捕まえてやる！」と、意気込んで頼もしい男の子だから

おばけが見えるはずがないと思いました。

怖がったりいていたら、ちょっと見えるかもしれないかもね？・・・・

おばけさんの方が男の子とかくれんぼを楽しんでいるようで嬉しそうで

した。二人のおばけも男の子と一緒に探検している時に、蜘蛛が出て

怖がって、「キャー　逃げろ！」に笑えました。

絵がユニークで黒の影絵になっていたり、可愛いおばけさんで和みまし

た。怖いより楽しませてもらった絵本でした。