「5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん 」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。初めて読んでやったシリーズでしたが、なかなかストーリーがしっかりしていて、息子は楽しかったみたいです。

5匹のネズミの家の隣にネコが住みついたので、引越しすることになりました。手ごろなところは様々な事情で住める状態ではなく、最終的にはゴミ置き場に自分たちに住み心地のいい家を作ろうということになりました。ごみといっても家具などの形のあるごみなので、それらを駆使して、いろいろ工夫して楽しそうです。ところが家ができたころ、ネコの声が聞こえてきます。ひもに絡まって苦しそうなネコを助けると、その恩返しにネコはネズミの願いを聞いてくれますよ。

結構ストーリーが凝っているので、見ているだけでも楽しいです。細かいところまでいろいろながらくたを使って住み心地のいいうちに仕上がっているのです。息子とそういうところを話しあっていました。ただストーリーを追いかけるだけでなく、色々なことを話し合ってコミュニケーションが増える絵本ってステキですよね。

図書館で借りる本を探しているときに、「日本絵本賞」を参考に選んでいると、この本に出会いました。

絵もかわいいし、ストーリーもちょうどいい長さで
子どもたちもお気に入りです。

転勤族なので他人ごとに思えず、
こどもたちも、「今度引っ越すときはこんなうちに住みたい」
なんて言っています。

何かつくってみたくなる気持ちにさせるすてきなお話でした。

息子が3歳〜4歳のころ、繰り返し読んだ本です。
5ひきのすてきなねずみは、3冊とも大好きですが、
じどうしゃレースとこの本が特にお気に入り。

お隣さんが猫を飼いはじめたため、
引っ越しを余儀なくされた５匹のねずみたち。
ちょうどよい家はなかなか見つからず困っていたところに、
ゴミ捨て場で、まだまだ使える道具をたくさん発見。
自分たちで家を建てることにしました。

息子は、ゴミが、家へと生まれかわる過程がとても楽しいようです。
ねずみたちは、
これは〇○に使えるね。
ここはこうしたらどうだろう。
と、次から次へとアイデアがあふれます。
モノづくりの楽しさがたくさん詰まっているのです。
それが自分たちの住む家ときたら、
ねずみでなくても、絵本を読んでいる子供たちも、
きっと興奮するでしょうね。
子どもの夢を形にしたような絵本です。

こんな素敵なおうち作ってみたい！と感心させられるようなアイデア満載のかわいいおうちができあがります。たしろさんのほのぼのとしてあたたかいタッチの絵がねずみたちを一層かわいらしくさせています。天敵であるネコの苦境を救い芽生えた友情？？もおもしろかったです。息子のお気に入りの1冊です。

３歳の息子に、『おんがくかいのよる』と一緒に読んでやりました。

絵がとても味わい深くて素敵です。でも、それに反して、どちらの絵本も文章が無駄に多い気がしました。話を膨らませているわけでもない細々としたことが書かれ過ぎているように感じます。

音楽会を開いた時と同様に、このねずみたちは工夫上手ですね。しかも、最後には猫を味方につけるなんて、賢い！