「きりかぶのともだち」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

きりかぶさんの近くに咲いたのは、黄色のたんぽぽさん♪
でも、ふたりは仲が悪いんです！！
お互い動けないから、毎日顔を合わせるのに・・・。
でも、最後は、仲良しになって、なおかつ、お友達も
たくさん増えます♪
ハッピーエンドになって、ほっとした絵本でしたー♪

きりかぶシリーズを読むのはこれで三冊目です。

今回のお話はきりかぶの近くにたんぽぽがひとつさいて、

これでひとりぼっちじゃなくなると

最初は喜んでいたのですが、毎日喧嘩ばかり。

どんな展開になるかは読んでる大人なら

想像できると思いますが、子どもは途中で

たんぽぽが元気ない姿をみて、少し驚いていました。

たんぽぽが変化していく姿がこの絵本で大事な部分です。

前作は読んでいないのですが、
こちらの絵本と３作目を一緒に図書館で借りて読みました。

最初の印象は、
きりかぶもタンポポも何だか愚痴や憎まれ口ばかり言っているし、
きりかぶは顔立ちも可愛い感じではないし、
あまり魅力的なキャラクターではないなぁ･･･なんて思いました；

でも、よくよく読んでみると、
喧嘩ばかりしているけれど居なくなったら酷く寂しい･･･という関係。
友達の関係性のひとつとして「あるある！」と感じますし、
憎らしく思う相手が、
自分では気付いていないけれど大切な存在だということもあるんだよ、
ということを伝えてくれる絵本です。

きりかぶもタンポポも天邪鬼なようにも見えますが、
好きの反対は無関心ですもの。
喧嘩が出来る＝本音でぶつかれる間柄、ということですよね＾＾

友達っていいなと思わせてくれる絵本です。
絵のタッチもかわいらしいです♪
タンポポと切り株の友人関係が楽しいです。

なかやみわさんの絵本は、意外なものが主人公になるのですが
今回は、きりかぶ。
きりかぶならではのお話に、「そうくるか！」って感心しました。

きりかぶの近くに咲いたたんぽぽ。
でも二人はケンカばかり。
「ふたりとも　うごくことが　できないので、
いやでも　まいにち　かおを　あわせるのです」
の文に、笑いながらも「そうだよねぇ」と思いました。

こんな究極の（？）関係の二人ですが、たんぽぽが枯れてしまうと
きりかぶは、淋しくてたまりません。
その時のきりかぶの表情が切ないですね。

自己主張が強くて、お友達とけんかばかりする3才の娘。
この絵本を読んで、感じる所があるといいなぁ。

小児科の待合室にあったのを読みました。

『きりかぶは一人で寂しい毎日を送っていました。話し相手が欲しいなぁと思っていたとき、すぐ隣に咲いた一輪のたんぽぽ。きりかぶは嬉しくて話しかけましたが、ちょっぴり嫌味っぽいたんぽぽとは、なかなか仲良くなれず、毎日喧嘩ばかり。
そんなたんぽぽが、一度萎え、そして綿毛になり、飛んでいき、きりかぶはまた一人になります。
喧嘩ばかりしていたけれど、たんぽぽがいないと寂しくてたまりません。そして季節が一巡したとき・・・。』

友達の大切さが、子供にも分かりやすく伝わる絵本だと思います。なかやみわさんの絵も、とても可愛らしいですしね。
サイズが小さめっていうのもポイント高しです！車の中で読んだりもするので（＾＾）
なかなか良かったので購入しようかなと検討中です。

きりかぶは周りにお話できるお友達がいなくって、寂しい思いをしています。そんなときにひょっこりととなりに咲いたたんぽぽ。でも、最初は仲良くなれません。お互いがお互いを嫌ってるかのように思えましたが・・・・・
きりかぶはやさしく、とても友達思い。でも、たんぽぽは天邪鬼。きりかぶの気持ちがとてもとても嬉しかったくせに、素直に表現できない、不器用さが伝わってきます。なかなか仲良くなれない様子にハラハラしましたが、次の春の出来事は二人の気持ちが通じていたんだと嬉しくなりました。こうゆう友達だからこそ、ずっとずっと親友でいられるのではないかと思いました。

最近やっと友達と遊ぶ、と言うことができてきた我が息子。
タイトルと優しそうな雰囲気から仲良しの友達の話なんだろうな〜と思って読んでみたら・・・ケンカをしたり、嫌味を言われたり・・・でもその友達がいなくなってしまったらやっぱりさみしいもの。
最後はお互いを友達と認め、ケンカをしながらも仲良くなるのでホッとしました。

そう言えば息子もおもちゃを取り合いしたり、しょっちゅう友達とケンカしています。それでも友達と一緒にいるのってとっても大切なんだと思いました。多分、教えなくても自然に学んでいるんでしょうね。こういう絵本からも改めて友達の大切さを感じていってくれたらいいなぁと思いました。