3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。お父さんが大好きな息子に読んでやろうと思ったのですが、なにが一番なのか、わかりづらい絵本でしたね。大人の視点だとなんとなく分かるけれど、子供には伝わるのかな?
幼稚園でとても素敵な絵を描いたペーターは、帰り道でいろいろな人に絵を見せていきます。どの人もそれぞれのほめ言葉でペーターの描いたとても素敵な絵を誉めるのですが、どうもペーターにはぴんと来ない様子。そして、家にしょんぼりしながら着くと、パパがその絵を見て誉めようとしますが、言葉ではなく額縁にいれて飾ってくれたのでした。そして、ペーターは「おとうさんがいちばん!」と。
ただたんに誉めればいいというものではなく、その子にあった誉め言葉を選んでやらなくてはならないのでしょうが、なぜ他の人のはだめだったのかがイマイチ分かりませんでしたね。そこまでしょんぼりすることないだろう・・・と。息子にもそのあたりのこまかいところはイマイチ分からなかったみたいです。もっと素直に「パパが一番だいすき!」といえるようなストーリーを期待しただけに、がっかりでしたね。