『新幹線のたび』は、新幹線好きにはたまらない、親子で旅を楽しめる魅力満載の絵本です。青森から鹿児島まで3つの新幹線を乗り継ぎながら、はるかちゃんとお父さんの旅が始まります。朝6時15分、まだ眠たそうな新青森駅のホームから出発して、北から南へ、冬から春へと移り変わる景色を一緒に体感できるのが最高!ページをめくるたびに「次はどんな風景が待ってるんだろう?」とワクワクが止まりません。
細かく描き込まれた建物や山々には、見ているだけで心躍るディテールが詰まっています。それだけでなく、よーく見ると「こんなところに!?」というユーモアたっぷりの“隠れキャラ”も散りばめられていて、子どもも大人も一緒に探すのが楽しいポイントです。この絵本は、旅の情緒と遊び心を同時に楽しめる贅沢な一冊です。
新幹線の路線図や駅名がすべて載っているので、新幹線好きの息子にはピッタリのプレゼントでした。息子と一緒に、「次の駅は何かな?」「この山はどこ?」と話しながらページをめくる時間は、まるで本の中で実際に旅をしているよう。親も「この駅名、こんなにあったっけ?」と改めて驚かされ、新幹線の世界に引き込まれました。
また、この絵本には、震災復興への思いも込められているそうです。ただ楽しいだけでなく、日本の美しい風景や四季の移ろいに触れながら、心に響くメッセージも感じられる特別な一冊です。
旅気分を味わいたい方、新幹線が大好きな子どもたち、そして親子での時間をもっと楽しくしたい方にぜひおすすめ!さぁ、この本を片手に、あなたも新幹線で日本縦断の旅へ出発してみませんか?