「ぶたぬきくん おまわりさんになっちゃった」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

おまわりさんに変身するぶたぬきくん。
顔は何に変身してもぶたらしいです（笑）。
ぶたの顔した「ぶまわりさん」らしいですが、みんなの顔を見る限り、人間はいないようですし、むしろぶたの顔のおまわりさんのほうが自然では？
たぬきさんが変身の腕もすごいですが、交番を作ったり等、ものづくりの才能もすごいですね！
ぶまわりさんのもとに数々の依頼者がやってきます。おまわりさんもたいへんですね。
おおかみが出たりしますが、あらら、このしっぽって…？

ぶた君がたぬきに化け方を教えてもらって
おまわりさんに変身！
この段階で息子は大喜びでした〜！

たぬきさんなかなか器用ですよね。
車を作ったり、警察署を作ったり。

ぶたくんがきつねの子供を捜しに行くものの
なかなか見つけられない。
ぶたくんにおまわりさんは無理だな〜なんて
思う私でした。

3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。たぬきに化けるとなんでも化けられるぶたくんのお話。なんてまどろっこしいの？と思いましたが、それがこのストーリーのかわいいところ。なにしろ、一生懸命化けても、顔はぶたのまんま。今回は、おまわりさんに化けて、一日おまわりさん。一緒にたぬきくんもおまわりさんに化け、ふたりで本当におまわりさんの仕事をこなしていきます。格好だけでおわりかとおもいましたが、ちゃんと派出所もパトカーらしきものも作り、おまわりさん並みに困っている人を助けるのです。

ただなってみたいだけのコスチュームおたくではなく、一日おまわりさんとして、職業体験をするお話なんです。どんなに大変か、でもみんなに頼りにされているか、子供はおまわりさんにあこがれる子も多いので、きっとそういう子には楽しくてしょうがない絵本でしょう。息子はおまわりさんのことをよく知らなかったみたいなので、逆におまわりさんのことを知るいいきっかけになったみたい。たぬきやぶたが悪知恵を働かせるのではなく、純粋におまわりさんをやっているので親としても安心して読んであげられる一冊ですね。