4歳の娘と読みました。
オトナになると、特に、
「感情をオモテにださない」のがオトナとみなされる日本では、
こんなにたくさんの気持ちがあっても、
押し込めてしまったり、気づかないフリをしたりすることも、しばしば。
今回、日頃から喜怒哀楽の激しい娘と、
お魚のマネッコをしながらこの一冊を読んで、
人間の気持ちの種類の多さ、
そして感情の豊かさに、改めて気づかされたような気がします。
うきうき
もやもや
ぎょっ
うんざり
しあわせ
まだまだたくさんの、きもちたちが
とっても素敵なお魚さんの絵で、表現されています。
プラス方向にもマイナス方向にも、
こんなにたくさんの感情があるんだ。
娘には、「すぐ怒らないの!」と言っている私ですが・・・。
でもきっと、いづれそうなる。
私たちオトナがそうであるように、感情を忘れてしまうこともある。
だからこそ、感情を出してもいい時期にはせめて、
この絵本のお魚さんのように、
いろんな顔をしてもらいたいものだと
心から思わされた一冊です。