「かえるちゃんとかばおばさん」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

かえるちゃんがかばおばさんの家に行くと、
おばさんは一生懸命なわとびをしていました。

なんでなわとび？と思ったらば。
今日遊びにくるちいかばさんのママが
新しい洋服を作って来てくれるから痩せようと思ってって。

昨日から何も食べずに必死のダイエットをするかばおばさん。
兄ちゃんが私を見る目が痛いですが、ムシです無視。

ダイエットには泳ぐのが一番だよ〜って二人は
かえるちゃんの家の前の池で楽しく泳ぎます。

池から上がってお腹がグーグー鳴るおばさんに、
かえるちゃんのお母さんが「食べないなんて体に悪いわ。
ホットケーキを作りますね」と言い、「ぼくも！」と
かえるちゃんも台所へと向かいます。

さぁ、事件は台所で起きています。

かえるちゃん特製のホットケーキはふくらしこをいっぱいに！

そのふくらしこ効果で二人のお腹はパンパンに膨れてしまい
まるでビーチボールのようになってしまいます。

もう、この後は大笑い。ウソだぁ〜！！と喜ぶ息子達ですが、
こんな手があるなら私も挑戦したい〜！！と思うハハでした。

4歳5ヶ月の息子に読んでやりました。かばおばさんが新しく作ってもらった水着を着たいために、ダイエットにはげむという子供向けの絵本としては異色のテーマ。でも、あまり小難しくは描いていないので、おもしろおかしく楽しめます。なぜやせなくてはいけないか、どうやったらどのくらいやせるかなど、あまりリアルではないから、ただ漠然とやせなくてはいけないね、程度なのです。だから逆にこんなことでやせるの？とかダイエットの過程でこんなことが起きちゃったねということで、子供と楽しく会話が楽しめるのです。まあ、きっとかばおばさんもその程度にしかダイエットに気合が入っていないのでしょう。こんな風にやせられたらいいな、と内心思っちゃいました。息子は、次々起こるいろいろなことにけらけら笑って楽しそうでしたよ。どんなお子さんにも読んであげたい一冊だと思います。