毎日忙しく育児をしながら生活をしていると子供達の成長に気付くことなく生活をしてしまっていたり・・・。そして写真を見てやっと子供の成長に気付いたり。忙し過ぎてしっかりと子供達を見れてあげれていなかったと後悔したり。
この絵本を読むと、いま4歳の子が大好きなぬいぐるみをいつも持って遊んだり、持って寝たりしている事と重なりました。そしてこの子もいつかこのぬいぐるみがとても小さな存在に感じ始め、この絵本の男の子のように成長をして行くんだな、と思うととてつもなく切ない気持ちになりました。
子供の成長は親としてとても嬉しい事です。でも同時にとても寂しい事でもあり、正直複雑な想いです。嬉しいけれど寂しい。何だか取り残されてしまうようで。
小さな子供の時は甘えてくれる子供も、成長をして行く度に親から離れてしまう。何だか辛く切ないです。
でもこれが成長なんですよね。この絵本を読むと胸がジーンと熱くなりました。殆ど一人で家事をしながら育児をしているとドタバタと慌ただしい毎日を送っていて子供達の成長を見落としてしまっている事もいっぱいありました。
でも、この絵本を通じて、これからは時間が無くても子供達にもっと目を向け、一緒に楽しむ時間を作りたいと思いました。小さな頃はあっという間ですよね。今の小さな子供をしっかりと親として見守ってあげたい。そう思いました。
とても素晴らしい1冊に出会えてよかったです。子供達に1冊づつプレゼントをしてあげたい、そう思いました。
お子さんをお持ちの親御さんたちに、ぜひ手に取ってもらいたい素晴らしい1冊だと思います。また、お子さんにもぜひ読んでもらいたい1冊です。一生の宝物になりそうです。