最近、保育園で毎日手紙を書いてきてくれる我が子。とびきりのお洒落をしたママの絵の隣りには、書き慣れない平仮名で一生懸命書いた「ままえ だいすき」の文字が。
“今しか書けないこの文字で、おじいちゃんやおばあちゃんにも手紙を書いてほしい!”と思い、この絵本を手に取りました。
ページをめくるたびに、マルちゃんとおばあちゃんの可愛らしい絵手紙のやり取りが見られ、お互いを思う二人の心の繋がりを感じます。
新聞ちぎり絵もとても素敵で、おばあちゃんがマルちゃんのことを思いながら心を込めて作ったことが伝わってきます。
実際に、作者は お孫さんのいこさん と おばあちゃんのセツさん ということに、とても驚きました。だからこそ、こんなに温かい絵本ができたのでしょう。
この絵本を読んで、子どもは早速、おじいちゃんおばあちゃんに手紙を書き出しました。
ポストに完成した手紙を入れる際、平仮名表とにらめっこして書いた文字と、時間をかけて塗った絵、そして想いが、届きますように…と願いを込めました。