小さい頃に、この絵本を読んだ記憶があって。
また読みたいと思っていたのです。図書館から借りてきて
読みました。
ああ、そうだそうだ。こんなシーンあったなあ・・とページを
めくるごとに忘れていたことまで思い出し、懐かしく楽しく読み
ました。ままごとあそび、おはなでのくびかざり、かきのみでの
工作。どれもこれも子ども心を激しくくすぐられたものでした。
干し柿作りのシーンも印象的で・・というのは印象的に細かくも
描かれていたせいだと思うのですが、大人になって気づいたのですが
作者の熊谷さんは南信出身だからですね。あちらは干し柿の風景が
有名だからなあ。
私の家にも渋柿があるので(というか渋柿しかない)、干し柿作りを
したくなっちゃいました。
娘は、「よそのこがきてしぶがきをたべて吐き出しているシーン」と
「きまもりのシーン」が印象に残ったようです。確かに見慣れない
景色ですものね。一度渋柿を食べさせてみようかな?あの口の中が
くっついちゃう感覚も知っておくのも大事だと思うのです。