表紙の大きなかぼちゃからひょっこり出ている赤いハイヒールに網タイツ。
それを見て、誰がその足の持ち主がおばあさんだと想像するでしょう? その時点で奇想天外ですよね!
孫娘の結婚式に行く途中、おおかみ、くま、ライオンに食べられそうになりますが、そのたびに「これからまごの結婚式に行くから、帰りにはもっと太っているよ」と機転を利かせて、難を逃れるおばあさん。
いざ、結婚式が終わって帰る頃になると、おおかみたちを思い出し、怖くなるおばあさんに、孫娘が畑からおおきなかぼちゃをとってきて、中をくりぬきおばあさんにすっぽりかぶせて帰らせます。
さすが、おばあさんの孫娘!機転がきくわ!という感じ。
おばあさんの帰りを待ち構えているライオン、くま、おおかみに
「ばあさんはみなかったか?」と聞かれたおばあさん、かぼちゃの中から「みーなかった、みなかった、じいさんもばあさんもみなかった」
というところが、テンポがよくて絵本を読み終えた後も息子が
口づさんでいました!
とてもかわいいお話なので、ハロウィーンの時期に読み聞かせで使いたいと思いました!