「テレビごっこ」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

テレビがなかったその時代
いや
あったけど一部の家しか持てなかった時代には
子供達のテレビへの憧れは相当だったのでしょうと
想像します。
きつねくんといぬくんも
今日大型テレビみたくない？という会話からも
テレビが身近にないんだろうなと思います。
ないことから生まれる想像力みたいなパワーは
とても大きいですよね。

うちの子もゲームやらなんやらと豊かな時代に育っていて
こういう遊びを夢中でできることに
少しうらやましくもあります

きつねくんが考えついたダンボール製「おおがたテレビ」☆
スイッチを押すと画面のふたがはずれ、
中からニュースキャスターに扮したきつねくんが現れます。
それに負けじと　いぬくんが思いついたのは「とびだすテレビ」。
なんと中からは、本物のケーキが！！

ごっこ遊びって楽しいです♪
豊かな発想で、何でも実現しちゃいます。
いいなぁ･･･ケーキが出てくるテレビ。
こりゃ、地デジもかないませんね（笑）
とっても楽しい絵本です☆

『テレビごっこ』
正直、このタイトルを見たときは“あまり子供に読みたくはないな”と思いました。なぜなら、我が家は基本テレビをつけない家庭で･･･息子たちもたまにＤＶＤを鑑賞する程度で、“テレビ番組”というのは殆ど見たことがありませんから･･･。なんとなく、テレビが主役の内容？と思っていて、手に取るのを一瞬迷いました。
でも読んでみて不安は払拭されました。本物のテレビは出てこないし、何よりラストがいい。テレビごっこよりもっと楽しいこと･･･。外でみんなで駆け回ること！それがきちんと伝えられていたから。
読まず嫌いのままにしなくてよかったって思いました。