世の中に大勢いるとは思いますが、
毎日3食カレーでもいいくらいにカレーが好きな息子。
カレーの絵本も大体好きです。
この本もタイトルだけで買いましたが、
数あるカレー絵本の中でも、
ベスト3に入るくらい何度も何度も読みました。
ラージャのカレーは、魚とココナッツのカレーです。
ラージャがいろいろなスパイスを使ってカレーを作る様子、
島の様子、島の人たちの生活の様子などが、
生き生きと描かれていています。
カレーの匂いは風にのって、スコールを降らせます。
物語はそれだけなのだけど、読んでいると、
カレーの匂いだけでなく、熱気や湿度のようなものまで伝わってきます。
挿絵のタッチまで、なんともアジアっぽい雰囲気。
ゴーギャンをかわいらしくしたような挿絵です。
カレー絵本一つで、
ここまで、親子で非日常を味わえるなんて、なんて素敵でしょう。
息子はまだ甘口のジャパニーズカレーしか食べたことがないけれど、
ラージャのカレーを食べたいと言います。
いつアジアカレーデビューしようか思案中です。