4歳の娘と読みました。
私と娘にとっては二冊目の「ラルフ」。
最初に、「あくたれラルフのクリスマス」を読んでから、
ずっと他のラルフ絵本が気になっていた矢先、
やっと読めたあくたれラルフ。
と、そこには私たちが期待していたラルフではなく、
ただもう本当にシンプルにあくたれなラルフが!
ちょっとラルフに愛着を感じていた私と娘には、
衝撃でありました。
やることがことごとくあくたれで、ほんとイヤナヤツ!
もう、二冊目のラルフの切ない気持ちは理解できたけど、
今回ここまでひどかったらもう、庇いきれない。
娘も、「こんなラルフだったら、いらない。」と一刀両断。
さすがの家族も今回はラルフを見捨てていきます。
と、もう、どれだけショーもないヤツでも、
やっぱり家族。
あくたれの悪事に対する怒りを上回る家族の愛情を前に、
もうラルフの悪口を言う事もできなくなった私でした。
なにがあっても最後に帰るところは、家族。
なにがあっても最後に受け入れてくれるのは、家族。
そのことが改めて、よーく感じられる一冊です。