「ジローとぼく」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

絵本の内容を確認せずに読むことにした絵本でしたが、思っていた以上に深い、良いお話でした。
一見、難しそうな内容でしたが、4歳の娘でもそれなりに理解ができていました。

「相手の立場に立って考えること」について改めて考える機会になりました。

独特だけれどおもしろい絵本でした。
主人公の男の子と犬のジローが入れ替わってしまうお話。
４歳の娘に読みましたが、ちゃんと理解していました。
４歳くらいの理解力だとぴったりの内容だなと思います。逆に大きくなるとつまらないかもですね。
年齢にちょうどあった絵本選びが大切だなと思いました。

このお話はとっても仲良しの犬と男の子のお話でした。うちには動物がいないので、このお話を聞いてとっても犬が欲しくなっていました。確かにこの絵本を聞いたら犬が欲しくなってしまう気持ちもわかる気がします。とっても仲良くってステキな絵本でした。

犬がでてくる話は何度か読んだことがありますが、この絵本を読んで、犬、飼ってみたいなぁ、と思いました。大きくなった犬の「ジロー」と一緒に布団で寝ているのが、なんともほのぼのとした気持ちになります。

主人公の「ぼく」とその家族の姿、ご飯を食べたり、寝たり、肩をもんだり、家族ってあたたかくていいものだな、と感じました。

なんとも味のあるステキな絵本です

いつも一緒に寝ているジローとぼくだけど
子犬だったジローがどんどん大きくなったから
犬小屋をつくることになります
でもジローはさみしくて寝れません
そこで犬小屋に行って一緒に寝てあげます

その翌朝・・・・
なんと二人は入れ替わってしまったのです

コミカルに楽しく描かれていて
どんどん引き込まれていきます
細かいところまで描かれていて何度読んでも新しい発見があり
クスクス笑ってしまいます

ジローとぼくがある日逆転をしています。
心のみが逆転かと思いきや、姿かたちがまるまる入れ替わっているんです。
犬のジローが食卓でご飯を食べて、ぼくが犬小屋に座っていたりとインパクトある！
読み終わると子供は「面白かった〜」って言ってたのですが、入れ替わりにイマイチまだ対応できていないよう・・
何回か読んだらもっと面白くなるかな♪

大島さんの絵は目にインパクトある絵。
この物語の主人公「犬のジロー」の目も輝いていて表情がとっても印象的です。
ストーリーもインパクトあり、読んでいて母親の私の方が絵本に引き込まれて〜
楽しめる一冊でした。