図書館で借りたのですがこれは毎年読みたいと思い、思わず購入してしまいました。
大人が読んでもとっても素敵な本ですが、4歳の息子も大好きな1冊です。
かわいらしい赤ちゃんトナカイがひょんな出来事から少年のクリスマスプレゼントとなってしまうところからお話が始まります。
少年はトナカイを大切に大切に育てます。おかげでトナカイはすくすく成長し空も飛べるようになってきました。
美しい夜の空を一緒に飛んだりして遊びますが季節が一巡した次の冬、トナカイはサンタさんのもとへ帰ってしまいます。少年はさみしい気持ちをかかえながらも大好きなトナカイの使命を理解し、トナカイの好物であるピーナッツバターのサンドイッチをたくさんあげてお別れします。
そして毎年クリスマスには、ピーナッツバターのサンドイッチをたくさん用意してトナカイの訪問を待つというお話です。
冬になりトナカイが故郷を思ってさみしい表情をするシーンでは子どもも涙していました。
フォアマンの絵の美しさ、少年の献身的なお世話、少年とトナカイの友情…どれをとっても素晴らしいです!