「ロッテ おひめさまになりたい」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

４歳長女が選びました、長女も３歳次女も「お姫様」だ大好き。ロッテととてもよく似ていて、寒さや動きにくさなんて気にしなくて、「こっちの方が可愛いから。こっちじゃないと嫌。スカートじゃなきゃ嫌」なんて毎日です。

ロッテのお母さんが怒って、もうスカートじゃなきゃ嫌っていうロッテを説得するのかと思いきや、一緒にお姫様って･･･。何だかやられた感じがいっぱいでした。でも子供達はとても楽しんでいました。

このお話は女の子とお母さんの朝のやり取りのお話でした。なので、お母さんの部分なんかは、とっても感情をこめて読むのが楽しくって面白かったです！！子供はなんだかばつが悪そうな感じがしていたのも面白くって、子供より私の方が楽しんでいました！！！！

ロッテは保育園へ、ママは会社へ行く朝の出来事です。
我が家と同じ設定と同じ日常に笑えました。

肩身が狭いのは次女。
毎日朝起こすのが大変で着替えるのも一苦労。
次女はロッテちゃんと同じです。

ロッテは頑としてドレスで行くといいました。
普通は説得に説得を重ね、怒り、あきらめるまで爆発しますが
ロッテママは一緒になってドレスでご出勤。
ママが諦めたほうが早いってことのようです。
でも、ドレスで保育園に行ったらダメって決まりはないでしょって
言うロッテの言うことにも一理あり！
でも、やっぱり、やっぱりドレスでは行かせられないな（笑）

保育園に行くときは、どうしても動きやすさを重視してしまうので、Ｔシャツにパンツスタイル。おしゃれに目覚め始めた娘は不満を感じているようです。
だからロッテには共感しまくり。やはりいつだってかわいいお洋服を着たいのよね。
いつも何とか娘に言うことを聞かせてしまう私ですが、このロッテのお母さんはすてきです。そう、お母さんだってかつてはプリンセスに憧れた女の子。長く生きている分、社会の常識にからめとられてしまっているけれど、深いところでは女の子の気持ちが分かるのです。
分かるんだけどね・・・やはりロッテのお母さんのようにはいかないな。次の日から仕事に行けませ〜ん。

なにかをやらかしてくれそうな、企んでる様な笑顔の女の子ロッテが主人公のお話。
朝おきて　着替えたりの身支度　が　すすまない。
だってママが用意した赤いセーターと青いスカートがいやなんだもん！

我が家でもよく耳にするフレーズです。

クローゼットから出したそばから「え〜〜〜今日スカートがよかったんだけどっ！」とかね。

だけど、ロッテが着たいのは　保育園に行くような格好ではなくドレス？！
気持ちはわかります。
あんなドレス、もってるんだもん　お出かけの日だけじゃもったいないですわよね。

そして、１番気持ちよかったのがママ。
同僚もナイスです！

図書館で、息子が「コレ、読んで」と持ってきました。

読み始めると「コレ、パパ？？」
･･･ショートカットのママを、パパと勘違いしていました。
息子の知りあいにはショートカットの女の人がいないから、
髪が短いと男性だと思ってしまったようです（；＾_＾A

少しお話が長かったので、途中で飽きてしまったのか、
読み聞かせている間、よそ見してあまり聞いていませんでした。
それでも「お姫様」が好きな息子には、
王冠を被ったロッテとママが魅力的だったようで、
二人が街を歩いていく様子にニコニコ見入っていました。

「いつもガミガミのママだって、たまにはお姫様気分になりたいよね〜♪」って、
読み聞かせていた私の方が、お話にドップリはまってしまいました。