「きみがしらないひみつの三人」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

頭脳と心と胃袋を支えてくれる、ひみつの三人。
なるほど。
今まで気にしなかったけど、確かにこの3人を身近に感じてきたぞ。
元気で過ごせていることをこの3人に感謝しなくては。
子供は勿論、誰に対してもオススメ。

「これ、おもしろい！！」
読み終えた後の、娘の感想です。
人間の体は、ハートおばさん（心）・胃袋おじさん（体）・あたま博士（頭）がつかさどっている・・・。
そんなたとえで始まるお話です。
人間はこの3人を伴って生まれ、そして死ぬとその3人は・・・。
人間の一生をとてもセンスのいいたとえで
とてもおしゃれに解説してくれている・・・そんな印象を持ちました。

うまれた時からずっとサポートしてくれる３人のお話。
頭、心、体…どれも大切です、ありがとう。
人が生まれて死ぬまで３人は見守っていてくれるんですね。
やさしい絵本だなと思いました。
こどもはハートおばさんが気に入ったみたいです。内容はまだピンときてないのかも？

わたしたち、今こうして生きているのは
あたりまえのことじゃないんだよ。
祖母の死に対面し、命に限りがあること体感した子どもたちに、
命の尊さを伝えたくてこの絵本を選びました。
お話はやさしく語りかけるように描かれています。
今まで考えもしなかった頭のこと、心のこと、体のこと。
自分の知らないところで一生懸命がんばってくれているんだ。
この絵本から子どもたちは「生きる」ことの深さ、喜びを感じることができたのではないかと思います。

生きることとはをセンスある表現で教えてくれます。
もっと難しい人の一生までも。
大人も、もう少し大きい子どもも、即ち長く楽しめそうな絵本です。