9歳の息子、4歳の娘と読みました。
カボちゃんシリーズが大好きな我が家の子供たち。
今回はトマトンが主人公とあって、
いつもの仲間が登場するシーンもなんだかとっても新鮮です。
お父さんとお母さんがいて、
ちょっと乱暴モノではあるけど
トマトンを愛する優しい?お兄ちゃんがいて。
我が家の娘はまさにトマトンです。
初めての幼稚園で涙しちゃったり、
みんなとお別れで涙しちゃったり、
そのたびに家族みんなが、トマトンを励ます様子は、
なんだかとっても我が家のメンバーが娘を愛する様子と重なります。
お兄ちゃんだって、乱暴だけど、
妹が大好きなんだよ!
そしてなんとトマトンの絵本はそれだけじゃない!
もうすぐ赤ちゃんが産まれるというビックイベントつきです!
お姉ちゃんだからと頑張ってるとトマトンと娘ですが、
そうだよね、まだまだ甘えたいんだよね。
甘えたっていいんだよ!
泣いたっていいんだよ!
と、ここで、「オレは妹が生まれるときは甘えなかったけどな。」と兄。
「私は女の赤ちゃんが生まれたらすっごくやさしくするもん!」と妹。
産まれて来ない第三子をめぐって、
トマトン以上に盛り上がる兄と妹・・・。
でも、お兄ちゃんだってお兄ちゃんだけど、まだ甘えたいんだもんね。
妹は背伸びしたい年頃だけど、まだまだ、甘えたいんだもんね。
なんだか甘えてもらうってとってもいいな。
トマトンとトマトンのお母さんを見て、
甘えてもらえる間はできるだけ甘えてもらおうと思えた、
とっても暖かい気持ちになった一冊でした。