白色が好きな しろおうさま。
黒色が好きな くろおうさま。
しろおうさまの国は全てのものが「白色」
くろおうさまの国は全てのものが「黒色」
そんな二人の王様のお話。
白色だけの世界、黒色だけの世界。
目を閉じて想像してみる。
・・・・・・・うーん・・・
二つの国の真ん中にあるのが 灰色の森。
白色から灰色、灰色から黒色に変わっていく景色も描かれているのでイメージしやすい。
それぞれ一色だけだった世界を変えたのが、こびとたち。
赤・青・黄・緑・・・・色が増していくごとに鮮やかに変わる景色。
同じ世界とは思えないほど、どんどん素敵になっていく場面は
かなり目をひかれる。
たちもとみちこさんが可愛く、そして綺麗に表現していて
さすがだなぁと思った。
それをきっかけに王様たちもいつまでも仲良く暮らしたとのことなので、
まさにこびとたちには、「良い仕事しましたね〜♪」って感じです。