「まめうしとまめばあ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

いつもとってもこわい顔をしているまめばあ。まめうしくんは、まだ一度もまめばあの笑顔を見たことがないんだそうです。まめじいに言わせると、「なかなかかわいいばあさじゃぞ」だそうですが…
こんなにこわそうなまめばあなのに、まめばあのところには悩みをもった動物たちが次々へ訪ねてきます。息子を叱るまめばあの姿も面白かったのですが、ものすごくおそろしそうな狼に一喝するまめばあの強さと言ったら。まめばあってすごいおばあちゃんですね。
そんなまめばあが、笑顔でうかれておじいちゃんとデートに出かける姿、とってもかわいかったです。
意外と乙女なんですね。まめばあ。

表紙をみるだけでもわかるとおり、

まめばあは仏頂面です。

笑うということを知らないのかな？と思うくらいです。

でも、そんなまめばあはみんなの相談に

のっていました。

こんな怖い顔の人に相談するなんて、勇気が

出ない！と思っていましたが、

列をなしていました。

こんな一見変わったおばあちゃんですが、

ニコニコと笑う時があるんです。

そこが一番かわいかったです。

おばあちゃんといえば、『優しい』イメージ。特に孫には（笑）。
でも、このおばあちゃんは、いつもどんなときもしかめっ面。
おじいちゃんに対しても･･･これじゃぁ、鬼嫁です（笑）。
お父さんも頭が上がらない、こわいこわいおばあちゃん。
だけど、これは人生経験を積んできたがゆえの貫禄。カッコイイ〜☆
そして、本当は、かわいいところもちゃんとある。
優しいだけが、いいおばあちゃんじゃない！！
今までの理想のおばあちゃん像を打ち破る一冊です。

「まめうしくんは　びっくりしたので、はなくそが　とびだしてしまいました。」
「ぎゃはははは。」
と大笑いの子どもたち。どんななやみも真面目にうけとめて、解決に導くこわい顔のまめばあ、まめじいとラブラブのまめばあ、心がほのぼのするストーリーの中にも、ちょっと？？な言葉が…。それが子どもたちの心をわしづかみにします。読んだ後、必ず
「おもしろかった〜。」
時には、こんな絵本で元気に笑うのもいいですね。