5歳の娘と読みました。
いつも一生懸命頑張ってるのになかなか注目度の低いネジ。
そんなネジの運命を悲しんだネジ王子がどんどんネジたちを招集して
困った世界は大混乱?!
とてもカラフルで可愛らしい絵、
そしてリズムのよい文章で描かれていて、
娘はとっても楽しく読んでいましたが、
私にとってはウウウッときた絵本でした。
そう、縁の下の力持ち。
目立たなくても、それがないと成り立たない。
でも時には私だって目立ちたい、ありがとうって言われたい!
毎日洗濯してご飯作ってお風呂洗って、それが当たり前だと
思ってるでしょーっ!でも私だって感謝されなかったら泣きたいわ!
と、なんだか私一人ネジ王子に共感してしまい、
ちょっと、喉元まで涙がウッと来そうになった一冊です・・・。
一冊の本で大人と子供でこんなに感じ方が違うんですね。
そしてその後、ベッドを組み立てているパパを見て、
「ねじって、ありがたいね〜」としみじみした娘。
作者さんの意図は、しっかり汲んでくれたと信じています!