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かもさんおとおり」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

かもさんおとおり 作・絵:ロバート・マックロスキー
訳:渡辺 茂男
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1965年05月
ISBN:9784834000412
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,102
みんなの声 総数 50
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • マラード家のワクワク都市冒険

    『かもさん おとおり』は、ボストンのチャールズ川から公園の池へと引っ越すかものマラード家の物語です。この絵本では、マラードさんとマラードおくさん、そして彼らのひなたちが都会の真ん中を行進する大冒険を描いています。

    物語は、マラード家が巣作りの場所を探して飛び回るシーンから始まります。彼らは巣を作り、8羽のひなを育てると、やがて成長したひなたちと共に新たな生活場所を求めて公園の池へと向かいます。この引っ越しは、おまわりさんが交通整理をしてくれるなど、地域の人々の助けを得ながら行われます。

    特に印象的なのは、マラードおくさんがひなたちを率いて町中を行進するシーンです。この場面は、協力とコミュニティの大切さを象徴しており、読者に強い印象を与えます。また、ロジャー・デュボアザンの生き生きとしたイラストが物語に彩りを加え、キャラクターたちの魅力を一層引き立てています。

    『かもさん おとおり』は、都会での自然との共存を美しく描いた作品で、子供たちに自然に対する敬愛と、他者と協力することの価値を教えてくれるように思います。この絵本は、どの世代にも愛されること間違いなしの、心温まる物語です。

    投稿日:2025/01/15

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  • 自然との共生

    鴨の夫婦が、都会で子育てをします。
    その一生懸命な様子や、人間とのかかわりが、とても温かな読後感をもたらします。
    モノトーンで地味ですが、子どもたちも、真剣によく聞いてくれます。
    毎年、春に読みたい絵本です。

    投稿日:2017/11/25

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  • 落ち着いた絵がいい感じです

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    かもがお引越しするのを、住人たちが温かい目で見守る、平和なまちのお話しでした。
    子供たちは、カラフルではない落ち着いた絵の感じも好きみたいで、お話しと絵に集中していました。
    道を歩くときにママが一番後ろを歩かないことに驚いていましたが、鳥の刷り込みについて教えてあげると、すご〜い!とそこに一番感動していました。

    投稿日:2017/05/05

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  • 古き良きボストンの街並み

    モノクロでどもたちの年齢を考えると長いかな?と思いページを開きましたが、こがもたちが産まれると、こどもたちの目が輝きはじめました。

    モノクロでも美しいボストンの街並み、公園、橋、派出所、車に至るまですべてが古き良きアメリカの街並みにタイムスリップしたようで、かもさんたちとゆっくりボストンの街をお散歩した気分になりました。
    おまわりさんはじめ、みんな優しくてなごみます。こんな街で子育てできたらいいなと親目線で思いました。

    いつか、この本片手に、こどもたちとボストンを訪れてみたいなと、家族の『行ってみたい場所リスト』に加わりました。

    投稿日:2015/02/22

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  • 平和な暮らし

    昔から有名なこの絵本。5歳長女に借りてみましたが、3歳次女の方が気に入ったようです。

    お母さんカモの後ろに8羽の子ガモがついてあるく姿がとっても可愛らしくて、次女も「可愛い可愛い」と言っていました。

    かもさん家族のために交通整理をする場面を見て、何だか平和だなーと感じました。癒される絵本です。

    投稿日:2013/09/27

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  • 不朽の名作

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子16歳、女の子10歳

    独身時代、渡辺茂男さんの訳であることと、おしゃれな表紙に惹かれて購入しました。
    しっかり者のマラード夫人や警官のマイケルさんの仕事ぶりが、好印象でした。
    実家の診療所の待合室に置くと、母が「よく大人の患者さんが読んでいる。」と言ってました。
    大人っぽいシックな色使いと、心温まるエピソードのせいでしょうか。

    モノクロの絵とやや長めのお話なので、子供たちは興味を示さないだろうと思ったら予想が外れました。
    我が子と甥、姪の幼稚園時代には、何度も何度も読みました。
    子供たちは、マラードさんがスワンボートのスワンに挨拶するのをおもしろがりました。
    マラード夫人が自動車と張り合って「ぐぁっ!ぐぁっ!」と大騒ぎになる場面では大笑いしていました。
    娘は、見返しに並んだ卵の絵と太目のマイケルさんが好きだそうです。

    これからも幾度となく読むたびに、いろんなことを思い出すでしょう。
    子供から大人まで末永く愛される絵本だと思います。

    投稿日:2013/04/25

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  • 地味なのに、素敵な絵本!!

    よく良書と評されているので、読んでみました。

    なるほど!!
    大人が読んでも、ほっと優しい気持ちになれる素敵な本です。
    これという派手な出来事は無いけれど、子供も魅了されている様子。

    色が付いていないのに、素晴らしい絵。
    羽毛がふんわり、体に温かみがあるように見えます。
    飛んでいる目線から描いた町の様子も本当に美しくて、
    自分も飛んでいるかのように思えるほどです。

    人間たちが、懸命にかもの親子を守ろうとしている姿にジンとします。

    たいした出来事が描かれているわけではないのですが、
    一生懸命生きている様子が、活き活きと描かれていて、本当に素敵な本です。

    投稿日:2012/04/18

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  • 一列で整然と行進するあの可愛らしい姿

     ロングセラーなのも納得の作品。
     ボストンでの実話だそうですね。
     日本でも、丸の内の三井物産の池のカルガモ一家が話題になりますが、なんといっても一列で整然と行進するあの可愛らしい姿。

     こちらのかものマラードさん夫婦も一生懸命に子育てです。
     外敵の心配が少なく、産卵・子育てに適した場所探しに慎重です。
     孵ったヒナたちのネーミングがまた可愛い。
     リズミカルな八羽の名前に、当時息子はケラケラ。
     命に関わることですから、お母さんの教育は真剣ですね。

     読み進めていくと、公園までの母子での引っ越しにドキドキです。
     ボストンの人たちは、なんて温かいんでしょう。
     可愛い引っ越しを皆優しい目で見守ります。
     
     あわただしい人間生活の中、この時間をマラードさん一家の為に車を止めて待ってくれるんですから。

     何度読んでも、温かい気持ちになります。

    投稿日:2010/03/06

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  • ロングセラーというに相応しい名作

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    地味な表紙だったのですが、ロバート・マックロスキーの作品なので読んでみたら、これが驚きの内容で読後感は、素晴らしいの一言。
    やはり、1942年のコールデコット賞受賞作品でした。

    マックロスキーは、他の作品でもコールデコット賞を受賞しています。

    お話は、かものマドラード夫妻が巣を作る場所を探すシーンから始まります。
    場所はボストン。
    上からボストンの街を巡るのですが、なかなか良い場所が見つかりません。
    最初に公園に降り立つのですが、何とも公園の風情が素敵です。
    1940年代の古き良きアメリカの人々のゆったりとした空気がたまりません。

    公園から、ビーコン・ヒル、ルイスバーグ広場と移動して、チャールズ河の中洲に落ち着くのですが、最後にボストンの地図があって、二度楽しめます。

    その後、8羽のコガモが生まれるのですが、それぞれに名前があって、実に表情が可愛らしく描かれています。
    圧巻なのは、チャールズ河から、マラードさんの待つ最初の公園への行進のシーン。
    マラード奥さんを先頭に8羽のコガモも並んで歩くのですが、おまわりさんを始めいろいろな人の協力があって、漸く辿り着きます。
    マラード奥さんは、そんなことは露知らずという感じが微笑ましく思えました。

    親子の絆、人間とのふれあい、そこに流れる心地よい空気など、物語として秀逸です。
    茶だけで描かれた絵も、実に精緻なもの。

    ロングセラーというものは、鮮やかな色合いの絵とか突拍子もない話ではないことを諭してくれる優れた絵本だと思います。
    バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」の1年前の作品ですが、もっと読まれることを期待したい一押しの作品です。

    投稿日:2010/01/11

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  • 時代を超えて

     ずっと読んでみたいと思っていた本。やっと図書館で原書を見つけました。期待を大きく上回る素晴らしい絵本でした! ストーリーも絵も、シンプルだけど、温かさにあふれていて、読む人の心を和ませてくれます。
     娘も、「わあ、とってもいい本だったね!」と、すぐに気に入り、以来毎日続けて読んでいます。ここ半年で読んだ英語の本の中で、間違いなくベスト5に入る1冊です。

     文章もリズム感があって読み易く、特に、子ガモたちの名前は最高! “Jack Kack Lack Mack Nack Ouack Pack and Quack”と、毎回笑いながら娘が読んでくれます。
     いよいよ「かもさんおとおり」の場面では、車のクラクション“Honk! Honk!”の音に、鴨の親子が“Quack! Quack!”の鳴き声で応酬し、たちまち大騒動に。ここでも娘が、“Quack! Quack! Quack! Quack”と、にぎやかにお話を盛り上げてくれます。

     親切なおまわりさんの助けで、無事道路を渡れたお母さんと子ガモたち。そのときの、お母さんの勝ち誇った顔と歩き方が、またまた可笑しくて、ここもお気に入りの場面。そして、約束どおり、Public Gardenで待っていてくれたお父さんの姿を見つけて、またにっこり。

     時代を超えて、親子で楽しめる絵本です。

    投稿日:2009/08/01

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