「とうちゃんはかんばんや」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

おとうさんが手がけた看板が町中に！
いいですねー。
おとうさんのこと、この男の子は尊敬しているだろうし、大好きなんだろうなー。
将来的には立派なかんばんやさんになってくれそうな予感。
おじいちゃんもかんばんやさんだったんですね。

　親の背中を見て育つ子は、いいなあ。
町といっしょに大きく育って、育てられて。
町の職人のくらしは楽じゃないけれど、
そんなこと育つ子見てたらすっとんでくくらい、
おじさんには嬉しくて、泣けるお話。
　野村たかあきの木版画がいい。
そして平田昌広の、無垢な子ども目線の文が
素直でいい、脱帽。
　親の職業が会社員じゃわからないか、
なんて心配せずに、世のお父さんに読んでもらいたい。
感謝、感謝。

かんばんやがテーマです。

自分が住んでいる町のかんばんのほとんどが

自分のお父さんがかいたかんばんなんて、とってもステキですね。

お話の中でもでてきましたが、こういう仕事が代々

つづきものなのでしょうか、おじいちゃんがかいたかんばん、

というものも出てきました。

かんばんやにかんばんがないってところが粋で

いいなと思いました。

とても素敵な父と息子のお話でした。
今では看板屋さんなんてそんなにあるのかなって
思うのですが。
お父さんの背中を見て（仕事をしている背中）大きくなれるなんて
とても羨ましい、いいお話でした。
今は自宅で職人さんなんて昔に比べて減っているのでしょうが
格好いいお父さんの仕事している姿を子供達が見て
嫌な思いをするわけがありませんよね。
うちの子供たちにはこんなお父さんの背中は見せてあげられないけど
お父さんがこんな風に仕事頑張っているんだよって伝えました。
素敵な絵本でした。お父さんが自宅で自営している人は
絶対読んであげて欲しい１冊です。
（そうでない方にもおすすめですよ）