“Tidy Titch”(原題)の文字を見ながら、「”Tidy”って何?」と、娘。「Jみたいに、きれいにお片づけができる子のことだよ!」・・・本当に親も驚くほど(!?)常にきちんと整頓してある娘の部屋は、最初に出てくる小奇麗なティッチの部屋そのものです。勝手におもちゃを出したり、ぐちゃぐちゃに散らかしたりする弟や妹もいないので、娘の部屋はいつもその状態を保っていられるのですが、お兄ちゃん、お姉ちゃんのいるティッチは・・・?
末っ子の、子どもらしい願望や行動を見事に描いた作品。こんなかわいらしいティッチの部屋をのぞいたら、お母さんもきっと、頭ごなしに「片付けなさい!」とは言えないでしょう! 娘は、「どこで寝るの〜?どこで遊ぶの〜?」と笑っていましたが、ティッチが運び込んできたお古のおもちゃの中から、まるで宝探しをするように、自分がほしいものをあれこれ見つけていました! ちなみに、「Jも、こんなにたくさんもらってきちゃう?」と聞いてみると、「もらってこない!」と断言した娘。でも、「きれいなプリンセスのコスチュームとか、妖精の魔法の棒とか、・・・・そういうのならたくさんもらってくる!」と、ティッチと同じことになりそうな(?)答えが返ってきて、やっぱり子どもは子どもなんだな、と可笑しくなってしまいました。