2007年の課題図書の「ぼくのパパはおおおとこ」「わたしのママはまほうつかい」のコンビによる第三弾。
カール・ノラックは、ハムスターのロラシリーズでも有名なベルギーの絵本作家です。
何とその作品は、39ヶ国語に翻訳されているそうなので、人気のほどがうかがえます。
今回は、おじいちゃんをチャンピオンに見立てています。
「パパはおおおとこ」、「ママは魔法使い」、「おじいちゃんはチャンピオン」に見立てるその着眼点は素晴らしく、本当に子供の目線から描いています。
「世界一のおじいちゃんがいる人にみんなに」というサブタイトルにあるとおり、おじいちゃんにとってたまらない内容だと思います。
特に今回の設定であるおじいちゃんと女の子の孫というシチュエーションの一家にとっては、必需品と言えるかも知れません。
我家でも、祖父と子供の関係ってこんな感じだと思いつつ、共感のできるお話でした。
子供だけでなく、おじいちゃんにもオススメしたい一冊で、字が大きいので、幼稚園児ぐらいのお子さんが最適かも知れません。