「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(4) カメのえんそく」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

亀3人家族の遠足のお話。

何をするにも、時間をかけて、お楽しみはとっておこうという亀家族。お弁当を何にするかにも1日かけて決めているくらいだし、3人そろってみんなスローなお名前。

子供は面白がって読んでいましたが、「いつ、いつ、いつ！食べるの！！！？」と大笑いしていました。

とても可愛らしい亀のお話で、孫も気に入っていました。
こんなにのんびり生活がしてみたいような気もしますし、こんなにのんびりしていたら、いつ何ができるんだろうか。と疑問に思ってしまうことも有ります。

さすが亀さんはやっぱりのんびりしていて良いですね。
ご飯も食べないで、何日もかけて歩いたり、考えたり。
可愛らしいお話で読み終えた後に気持ちがほっと和みます。

このせかせかした世の中でも、たまにはこの亀さんのように、ゆっくり生きてみるのも良いですね。

詩的センスが高い魅力的な文と、デザインセンスが高いかわいい絵が
見事ですね！！

遠足の話題が出た頃は、新月に近いお月様でしたが、
頂上に着いた時には満月になっていましたね。
時間の経過を、お月様で現しているところがステキです☆

5歳の娘は、カメさん達のごはんが心配で、
「私がとりに行ってあげる〜！！でも、お兄ちゃんに
頼んだほうがはやいかな？」と言っていました。
お兄ちゃんというのは、よく山に登っている私の弟のことです。

私が「カメさんのパパは、いつも何て言っていたっけ？」と聞いたら、
「あっ！あせらず、あせらずだね。やっぱり私が行く〜！！」と。

誰かのために動こうとする、娘の優しさに触れて、
心がほっこりするヒトトキでした♪