「へっぽこまじょこ ニコとニキ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

名家の出身のいじわる魔女や、できなかったら、他のまじょの罰など、今の時代にそぐわない表現があるなと思いました。へっぽこ魔女という表現も…変な道徳くささが、感じられるのが、逆に、子どもの心を育てることと逆の方向に行っているような感想を、正直、持ってしまいました。

５歳長女は「くまのジャッキー」シリーズが大好き。そこでジャッキーを書いた２人が書かれた本を探して借りてきました。「くまのジャッキー」よりはちょっと大人な感じです。でも内容がとても素敵でした。

ニコとニキが学校でよろず占い屋さんをすることになったのですが、そこには自慢ばかりの男の子が。でもその男の子本当はとっても寂しかったのです。そんな男の子をニコとニキが救うのです。

子供にとって親の存在ってやっぱりとても大きいのだなと改めて思いました。

「くまのがっこう」シリーズが好きなのでこちらも手にとってみました。

まじょの学校だなんて、女の子が好きな世界ですよね。
ほうきもおしゃれで可愛らしくてビックリ。
厳しい先生からみたら劣等生だろうけど、実はきちんと物事に向き合っていて思いやりのあるニコとニキ。
でも本人たちには良かれ悪しかれ、あんまり自覚なさそうですね。

くまの学校シリーズのお二人が手がけた作品と
あったので手に取りました。

子供は、小さいウサギさんのまじょっこに素直に
可愛い〜と喜んでいました。

私は、いろいろ魔女の絵本はあるけれど
どれも優等生が主人公ってのはないのだなとか、
名家の子女や、がみがみ怒る先生を見て、
少しハリーポッターみたいだなと思ってしまいました。

「名家」と出てきて意味を聞かれ説明したのですが、
言葉としては理解できても、心の中でどうしても
納得出来なかったようで相当こだわっていました。
（人は平等でしょと思いたかったようです）