「とんでけかぼちゃ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

ナンセンスですが、想像力を問われる絵本です。
手袋もブタも、信じられない方法で飛びました。
石や家には秘密がありました。
きっと、何でもありの飛翔方法に違いありません。
そう考えると、かぼちゃの飛び方は、他のものに比べてまとも過ぎるようにも思えました。
自分ならこうやって飛ばすよ案大募集中の絵本です。
子どもたちの方が発想豊かのように思います。

５歳長女はあきやまさんの絵本が大好きです。もう絵を見ただけで「まめうしくん書いた人だよね」など大喜びです。

今回はかぼちゃが空を飛ぶなんて、現実ではあり得ないお話。現実ではあり得ないからこそ、あきやまさんの絵本の世界は入り込むとスカっと爽快な気分に親子でなれます。疲れた現実から出られるし、元気になれます。

いろんなものが空に飛ぶんですが、「あんまり考えなくて頭をつかってごらん」とかぼちゃくんにアドバイスするいしくん。親子で考えましたが、なるほど、考えるというより本当に使うんですね。これは思いつかなかった！さすが！やっぱりあきやまさんの絵本大好きです。

かぼちゃくん、空を飛びたいんだって。

そんなのやっぱり無理かな？っていう気持ちと、がんばって飛んでみて！という応援したい気持ちとがいっしょになって、ページを開くたびにどきどきわくわく度が増しました。

かぼちゃくんより小さい手袋くんや、重そうなぶたくん、もっと重たいおうちくんなどが飛べるところが、奇想天外で楽しいです。

かぼちゃくんを応援する仲間の温かさや、かぼちゃくんのふりしぼった勇気などをいっぱいもらって、読み手も心が晴れやかになれる絵本です。

あきやまただしさんの本は何冊か読んでいますが
毎回笑顔になってしまいます。

今回は空を飛びたいかぼちゃのお話です。
え〜こんなものまで飛んじゃうの？？？
びっくりしながら大笑いの子供達でした。
色々な飛び方があるんですね〜。
「頭を使えば・・・」自分達もとべそうな気分になりました。