かげぼうし 新装版」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

かげぼうし 新装版 作・絵:安野 光雅
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年
ISBN:9784572003713
評価スコア 4.47
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  • ハッピーエンドが嬉しい!

    マッチ売りの少女が、影の世界の見張り番と幸せになれる絵本に出会え

    て、嬉しかったです。ハッピーエンドは、やっぱり嬉しくていつまでも

    自分の中の余韻が嬉しくてとても満足しました。左のページの雪景色の

    美しさに見惚れて、右ページの影絵の白黒の美しさに見惚れて物語に惹

    かれていって王様の優しさに安堵してとても幸せな気持ちになれました

    投稿日:2012/05/15

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  • 綺麗な絵

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1926年島根県津和野町で生まれた安野光雄さんは、「旅の絵本」「もりのえほん」などで知られています。
    この作品は、1976年に発刊され一時期絶版状態でしたが、2002年に新装版が発刊されたものです。

    作者のことばに
    「もし、影の国というものがあったら、どうでしょう。
    本当にあったら一度は行ってみたいものだ、と思いながら、この絵本を作りました」とあります。
    安野さんの作品には、こんなコメントがあることが多く、これを読むのも一つの楽しみとなっています。

    物語は、左ページに「光の国」、右ページに「影の国」を描いていて同時進行していきます。
    「光の国」では、マッチ売りの少女が登場します。
    面白いのは、「影の国」に一人だけ色が付いた人がいること。
    彼は、見張り番で、「光の国」と「影の国」を自由に行き来できる唯一の人間という設定です。

    見張り番は、マッチ売りの少女が気になって、「光の国」に行ってマッチを買うのです。
    それから、ある事件が起こり、マッチ売りの少女と見張り番は、「影の国」に逃げ込むという物語です。

    「光の国」は、いつもながらの安野ワールドが展開、「影の国」は、黒の切り絵で、それぞれを見れば綺麗なもの。
    でも、なかなかその設定は、子供では理解するのが難しいのではないでしょうか。
    もう少し、「光の国」と「影の国」の接点が丁寧に描写してあると良かったと思います。

    投稿日:2011/04/16

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