「おどるカツオブシ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

５歳娘と読みました。途中からずーーっとカツオブシの歌、というのが続いているのですが、楽譜もなにもないので適当なメロディーをつけるのがちょっと大変でした。我が家ではお好み焼きの上ではなくお肉の下にいれてしまうので残念ながらこのダンスは見れませんが…ご飯にかけたら踊ってくれるかな？楽しい一冊でした。

かつおぶしの人生に寄り添って
かつおぶしの気持ちに入り込んでいきます。
海で楽しく暮らしていたのに
人間につられてしまいます。
せめて刺身になりたかったのに
きられて　にられてかつおぶしになるのです。

でもでっかいゆめを見ながらがんばるのです。
おどりまくる日に思いをはせながら・・・

もうおかしすぎて
我が家ではなかつおダンスを見る時は大笑いだと思います。

このテンションがやたらと高い絵本を私が読むのを、娘はちょっとさめた
クールな目をして聴いておりました。ああ、つまんない娘だわねえ（笑）。

実は、娘、すでにカツオブシがおどるのを知っております。
それも、もう「熱で」といった理由まで知っております。誰が教えたん
だったかなあ？夫？私？つまんないこと教えちゃったなあ（笑）。
一番最初にかつおぶしがゆらゆらしているのを見た時は、ワンダーの塊
だった娘であったはずなのに。
おそらく。ちょっと濃いい絵も娘は苦手なのかもしれないなあと思います。
暑苦しく感じるのでしょうね、きっと。で、暑苦しく感じるから余計聴く
側としてはさめていくという・・。
２歳くらいの頃に読んでたら違っていたかなあ。

そうなんですよ！そうなんですよ！！
カツオブシって、踊るんですよね〜♪
ついつい、見過ごしてしまいそうなこのシーン。
ひとたび気づけば、コドモの目は、キラーン☆

そうなりゃ後は、
唄えや、踊れやで、大盛り上がり間違いナシ！！
最後は、
自分達もカツオブシになっちゃうなんて、
踊らにゃソンソンって、
阿波踊りみたーい☆
うーん、楽しい♪

そして、更に素晴らしいのが、そうやって楽しみつつ、
どうやって、カツオブシになったかまで、学べちゃう。
これはいい！

普段は、目だ立たないカツオブシ。
『いつか　はなさく　はなかつお』
うーん、哲学♪

元気が出てくる一冊です☆