本屋でもらった「マウスマンション通信」というちらしに、マウスマンションのドールハウスの写真が載っていたのですが、感動!の一言。
実際に作者によって手作りされたものなのですが、私の見る限り、地下2階〜地上10階くらいの大迫力。部屋数もたくさんあり数えきれないくらいなのですが、どの部屋もすごく細かいところまでよく作られていて、ねずみ達が実際に暮らしている様子や生活感が感じられて、一つ一つの部屋をじっくり見たい!と好奇心をくすぐられます。
絵本の中では、そのドールハウスの部屋がクローズアップされて、主人公のねずみのサムとユリアをはじめ、住人達との日々のお話が、ほのぼのと描かれています。お話自体は、特に大きな盛り上がりや事件も起こらないのですが、ドールハウスが舞台なので、臨場感たっぷりで、そこに物語があるというだけで、ワクワクしてきます。
ただ、絵本にはこのドールハウスの全体像が描かれていないのが残念です。ちらしにあったような、ドールハウス全体のポスターがついていたら、そのポスターを地図のように見ながら、このお話の舞台はこの部屋ねぇとか照らし合わせながら見れて、もっとおもしろいのに・・・と思いました。