ひとりできままなくらしをしていたにわとりさん。
きままでたのしいくらしだけど、ひとりであそぶのはちょっと
たいくつになっていたところ、おとなりにだれかがひっこしてきました。
にわとりさんはうれしくなりました。
わかるわあ、にわとりさんの気持ち。誰からも何も言われず
自分の思うがままに暮らすのは快適だけれど、でも、ちょっぴり
寂しくもあるんですよね。
おとなりさんとは、でも、なかなか会えません。
なぜなら、おとなりさんは、にわとりさんとは生活時間帯がまるっきり
逆のふくろうさんだったからです。
にわとりさんは朝早く起きて、おひさまが沈む頃には
寝てしまうものね(「にわとりは おひさまがのぼるころ おきて〜」
の部分を読んだ時に、「早起きだねえ」「だってにわとりさんだもの」
という会話を娘としました♪)。
どうなっちゃうのかな?とドキドキしましたが、なんとかいい
タイミングで会うことができてよかったです。
その後もでんごんばんでやりとりしていて、それもうれしかった♪
そう、なかなか会えなくっても、工夫次第で気持ちは繋がることが
できるんですよね。