ダヤンシリーズの作者がボルネオのプランテーションなどのことを書いた絵本を読んだあとに、偶然見つけて読みました。
写真でできた絵本なのですが、主人公(たぶん作者)がボルネオにいき、ゾウたちがおぼれそうになりながらも川を越えてえさを探しにいく姿をうつしています。なぜそんなことをするか?それは、自然の森が消えて少なくなり、アブラヤシのプランテーションが増えすぎているから。と、言われても、想像しにくいのですが、この写真絵本、写真なだけにその姿を写真で出しているんです!ひとめでその境目が分かりますが、たしかに、半分以上がプランテーションで囲まれてしまっています。
アブラヤシでパーム油を作る姿も写真で表示し、それから出来てくるポテトチップスなどの食べ物やシャンプーや石鹸も、写真で出しています。
とっても分かりやすく、環境破壊を説明しています。不要なものをできるだけ買わない、買ったら必ず大事に使う、できるだけ環境のことを考えて生活する、という3点に注意しよう、とこれを読んで思いました。
子供には少しまだ早いかもしれませんが、ゾウの数を数えて楽しんで読んでいました。