話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おひさまのたまご」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

おひさまのたまご 作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:石井 登志子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2001年
ISBN:9784198613297
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,367
みんなの声 総数 28
  • この絵本のレビューを書く

5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • ダンスの好きな妖精

    べスコフの絵本の中でも、特に、娘が気に入っている作品です。ダンスが大好きで、妖精にあこがれている、とあれば、「ダンスのすきな ようせい」が主人公のお話に夢中にならないはずがありませんね! 1ページ目から、すでにようせいになりきって、「ようこそ おひさまのダンス」、「くるくる まいおちる おちばのダンス」、「はらはら ふりつもる ゆきのダンス」を、順々に踊ってみせてくれます。(その間、絵本の前でひたすら待つ母!)

     ようせいが「おひさまのたまご」を見つけると、すかさず「違うよ〜!No way!」と、子どもらしい訂正を入れていましたが、いつのまにか森の仲間たちに加わったように、わくわく、どきどき。りすが「たまごのから」をかじってしまったり、やんちゃなコッテが思いっきり「フットボール」みたいにけとばしてしまったり・・・。 でも、渡り鳥のズアオアトリに、「おひさまと なかよしの くだもの」と教えてもらい、みんなでオレンジに草の茎を差し込んで「チューチュー、ゴクゴク。」と飲む姿に、娘もにこにこ。
     そこへ、「いやしんぼのカラス」が飛んできて、オレンジを一口で飲み込んでしまったから、さあ大変。のどにしっぷをしたカラスが、その後どうなっちゃったのか、やっぱり欲をかくとこんなことになっちゃうのか、とカラスを哀れみながらも、泣いているようせいをコッテと同じ表情で心配していました。

     そして、「おひさまのくに」は、まさに地上の楽園! 100年以上も前、まだテレビもなく、海外旅行だって自由にはできなかった時代に、北欧で生まれ育ったべスコフにとって、オレンジがたわわに実る南の国は、それこそ想像の中の世界だったのでしょうね。光あふれる色鮮やかな絵を見ながら、べスコフの生きた時代に思いをはせています。
     娘も、「このページが1番好き!」と言い、「きれ〜い!きれ〜い!」と、ため息混じりで感動に浸っています。「Jもこの絵描いてみたい!」と言って、読み終わったあとも、飽きずに見つめていましたが、翌朝1番で、娘がノートに描いたその絵を見て、「ああ、本当にあのきらきらと輝く色彩が、心の中に焼きついているんだなあ」と、今度は私のほうがすっかり感動してしまいました。
     
     べスコフの絵本には、お話の終わり方がすばらしいな、と思うものがたくさんありますが、この作品もその1つです。「ラッセのにわ」の男の子と結びつけて、そこからまたさらにお話の情景を広げていくのを楽しみました。

    投稿日:2009/06/17

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「おひさまのたまご」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

おつきさまこんばんは / くまさん くまさん なにみてるの? / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / りんごがたべたいねずみくん / はなくそ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(28人)

絵本の評価(4.72)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット