先日テレビで紹介されていて読んでみました。
テレビではなぜこの本が流行っているかについて
忙しい母親が自分がいなくなることを想像させることから
ありがたみやいのちの大切さを感じさせることに一役かっているのでは・・・と
評論されていました。
どうも違和感のある評論だなと思ってさっそく読んでみました。
ストーリーはじまりからお母さんが交通事故で死んでしまいます。
あまりの衝撃に大人の私でさえ本を閉じてしまいたくなりました。
でも最後まで読んでみて、やはり「死」に対して考えざるおえない一冊に
なっていると思います。
亡くなった方がおばけになって見守っているという安心感が
楽しい感じで描かれていることと、
かんたろうも前を向いて歩いて行けるように
なったことはよかったなと感じます。
でもあまりにも「死」が身近に感じてしまい
うちの子供達にはまだ読ませる時期にないと感じてしまいました。
大きい子にとっては重いテーマをあえて軽く描いている感じが
かえって考えさせられるところが多くっていいのかもしれません。