息子は今6歳。友達と遊ぶのが楽しくなってきました。でも、うまく気持ちが伝わらなくてけんかが絶えなくなってきた頃でもあります。
友達が気になり始めた年頃なので、このたっちゃんのように手をつないだら逃げちゃうとか、ずっと洗面器をまわしてるとか、自分の頭をたたいちゃうとか・・・そんな行動にびっくりして、絵本に見入っていました。
また、
「きみはどうしておかあさんをおかあさんとおもうのだろう」
という問いには、えっ?って顔をしていました。
「それは おかあさんのやさしいこころを(中略)かんじるアンテナがまわっているから」
なるほど・・・
でも、たっちゃんのアンテナはちょっとぎくしゃくしちゃってて周りの人の気持ちもわかんないし、自分の気持ちも伝えられない。だから、たっちゃんは困ったときだれにも甘えられなくて不安でいっぱい・・・
息子は「自閉症」をこの本で初めて知りました。そして、
たっちゃんの気持ちが少しわかりました。自分にはアンテナがあって、ないことがどんなに不安かを想像したと思います。
私もよくわかりました。本当に読んでよかったです。
このことを知っているか知らないかであきらかに対応は変わると思うからです。