「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(24) みっけちゃん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

可愛らしい絵と、リズミカルな文章で描かれています。内容は可愛らしい絵とは裏腹に少し怖い感じがしました。みっけちゃんたちが逃げ回りいろんな物になりすます場面では、息子もニヤニヤと嬉しそうに見ていました。短いお話なので、読みやすいと思います。小さなこどもたちでも飽きずに楽しめそうですよ♪

ポップでとってもかわいらしい絵ですが、おはなしはちょっと怖くて不思議です。読み進めるうちに、かわいらしい絵がかえって恐ろしく思えたりもして・・・ちょっと不思議な感じでした。
リズムよく歌うように読めるので、言葉は印象的なのですが、逆におはなしが頭に入ってこなかったです。
題名もなんで「みっけちゃん」なんだろう？

絵のタッチがかわいいので
本当は少し怖いお話なのに
あまりそれを感じさせません。
みっけちゃんというネーミングもかわいらしく仲良く
本当の兄弟みたいに育った二人を
応援してしまいます。
そしてハッピーエンドでよかった！

雑貨屋さんから出てきたようなホワホワした可愛いイラストで、
思わず手にとりたくなる絵本です。
初めて読みましたが、グリム童話だそうです。

歌うように度々、
ずっとだいすきかと尋ねるレーネちゃん。
大丈夫だよ、みっけちゃんは貴女がだいすき。
繰り返しのやりとりを聞きながら甘い気持ちになります。

追われているのにバラやシャンデリアに変わるなんて、
ロマンチックですね。
それらは鮮やかな色のはずですが、肌の色とともに白くて、
絵全体が甘すぎないのがいいです。
悪役もみんな、とぼけた絵なので怖くはありません。

可愛くて甘い物語、
ゆっくりしたお茶の時間に読みたい絵本です。