この絵本面白い!
ちょっとシュールでちょっといい話です。
ドー・ドーナツというドーナツ屋の一人娘として生まれたから、名前がどう なつこ。
この名前がコンプレックスだというお話。
きっと学校でもからかわれるに決まっているわと憂鬱な気持ちで迎えた朝。
なんと体がドーナツになってる。
でも、服を着たらバレないわと何事もなかったかのように家族にも黙って学校へ。
そして点呼の際、嫌な予感は的中。
名前を呼ばれた途端、クラス中からからかわれ、泣きそうに。
しかし、どう なつこを上回る名前の生徒がいて二人は意気投合、最後は互いにコンプレックスを解消したという物語。
朝起きたら体がドーナツとか身も蓋もない命名に子供も読み手のわたしも笑いが堪えきれず爆笑でした。
コンプレックスについてのお話なのでこういう楽しみ方はありなのかは分かりませんが、我が家でお気に入りの一冊になったことは間違いありません!