はなくそとは
鼻毛によって 鼻の穴から呼吸と共に入り込むゴミを防ぐ際
たまってしまったゴミを
粘液(鼻水)で固形化されたものが代表格であります。
なんとシステマチックな生態!
そいでもって
こどもっちゅうのは、時々大人にもおりますが
はなくそを食べるものであります。
これは 本当にそのシステムは正常に働いているのか?
もしかして 取り除くべきでない良いモノを取り除いてしまっているのではないか?
との疑念から生じていると思われる当然の行為。
そしてそれは人間だけでなく豚にも行われるのであります。
主人公ジュールくんは きたないきたない豚の子。
どんなに汚いかを説明するくだりでは
クラスに1人くらい うつむく男子がいることでしょう。
そのジュールくんは 可愛い可愛い羊の少女に恋しておりますが
2人がなんと狼にさらわれ 食べられるというピンチに遭うのです。
しかし ジュールくんは賢かったのです。
自分の最大の欠点を 最高の武器にして
そして最後には ぴかぴかに輝くイケメンに変身!
抱腹絶倒!
清潔と常識のみが世界を救うのではないという
貴重な本です。