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この本は、とても有名ですね。 でも今まで読む機会がなく読んでいませんでした。 読んでみての私の感想としては、少々後味が悪い感じがしました。 せつない思いや人を思いやす優しさが花さき山に花をさかせるという設定は素敵でいいなあと思いました。 でも、その優しさやせつなさや思いやりの内容が私にはどうも納得いきませんでした。 とくに双子の兄弟のところはあまりにもかわいそうだとおもわずにはいられなかったし、優しさというか我慢というか自己犠牲のような気がしました。 我慢や自己犠牲が美徳とされきた古い時代には、この内容は非常に感動的かもしれませんが、なんとなく今風ではないなという印象をうけました。 また、最後やまんばにあったことなどを大人に話した時、それを誰にも信じてもらえなかったという結末もなんとなくさびしく感じました。
投稿日:2010/03/02
絵が素敵です。とてもきれいだし、逆にやまんばのこわいさもひとしおでよく、感じがでています。心ひかれる絵です。 話を読むと、泣けてきます。 あやにしても双子のお兄ちゃんにしても小さいのにがまんして、 切なくなります。 親に対して許せない思いがこみ上げてきます。 でも、昔は、こうだったのでしょうか。 今のように恵まれた生活ではなく、食べ物に困り、兄弟も多くて、 自然、上の子は我慢を強いられてきたのかもしれません。 それがごくごく当たり前の感覚だったのでしょうか。 私にはわかりません。 ただ、自分の子には、もっと子供らしく自己主張をして、 けんかでもしてもらいたいです。 その上で、どんな形の我慢が必要かを学んで欲しいと思います。 「自己犠牲」はあまりよし!とはしたくないです。 でも、誰かの評価を期待するのではなく、自分で考えて納得して行動し、自分の心にたくさんの花を咲かせて欲しいとは思いました。 本当の「やさしさ」とは何か、 これから先も一緒に考えていきたいものです。
投稿日:2011/02/28
6歳孫娘に、半年前ぐらいに与えたときの言葉。 「おじいちゃん、この絵本嫌いだよ」でした。 絵本読みの感想でこれまでにも、「つまんない」位はあったかもしれませんが、これほどはっきりと拒否反応を示したのは初めてでしたので少々驚きました。 しかし、最近、「モチモチの木」に惹かれ、同じ作者と分かったこともあってか、またはこの間の孫娘の「こころの成長」があったのか、逆に気になる一冊になったようで、読みの注文がかかるようになりました。 作者も後書きで書かれていますが、誰か、何か、のために、幼子が必死に耐えている「けなげさ」を感じるとき、うまく言葉に表せないけれど、こころの中では「偉いね。頑張れ。」などと励ましていることがあります。 そんな私(たち)の思いが、「花さき山に花が咲く」というこの絵本を通して、孫娘(こども)の心の中にもし届いたとすれば、とても嬉しいことですね。
投稿日:2008/11/11
小学生の頃に出会い、他の絵本とは明らかに違う大きなインパクトを感じた絵本です。小学生の頃はこの切り絵の雰囲気が少し怖くて、でも恐る恐る何度も図書室で読んでいた記憶があります。子ども心に感じるところがあったのでしょう。 そろそろ内容を理解できる年齢かなと、6歳の娘にもあらためて読んでみましたが、今の時代にこの内容はどうなのかと疑問に思うところもありました。我慢や自己犠牲が美徳とされてきた時代は昔のことで、この絵本は昔話として読むに留めるのがいいような気がしました。 小さな子どもが我慢するエピソードは、感動というよりはかわいそうという気持ちしかなく、母親だったら無理やりにでも両方を平等に育てるのになと、納得がいかない思いにもなりました。 ただ、物語のせつない美しさ、切り絵の美しさは名作絵本としての風格を感じます。娘も「お花がきれいにさいてるところがよかった」と話していたので、解釈を間違えなければとても素晴らしい作品だと思います。我慢=優しさではないことを注意して読む必要はあるかと思います。
投稿日:2021/08/01
NHKのテレビ絵本で見て購入しました。モチモチの木、は学校の教科書にのっていたので知っていましたがこちらは初めて読みました。2歳の娘にはまだ難しく、6歳の娘は意味を理解して読んでいるようです。お話の読み方では、上の子に我慢を強いるようにみえますが、思いやり、優しい心を持って行動すればどこかにある花さき山で自分の花が咲くんだ、と感じて欲しいなと思いました。
投稿日:2019/12/03
読むたびにちょっぴり切なく、でも心がじわーんとあたたかくなる絵本です。 山菜を採りに山へ行き、迷子になった女の子が、出合った山姥に花さき山のことを教わります。里の人がやさしいことをするたびに、花が咲くのだということ。 花がたくさん咲く様子を見るたび、自分が小さかった頃の記憶がよみがえります。心の奥にずっとこの絵本のことがあったのだと思います。 また山姥は、村人たちのために犠牲になった八郎や三コの話もします。これらのお話も、それぞれ絵本になっているので、併せて読むのもいいかもしれません。
投稿日:2014/02/24
この話は私も昔読んだことがあります。 絵本でだったのか、教科書だったのか覚えていないけど、この印象的な絵がしっかり心の中に残っています。 でも、ひさしぶりに読んでみて内容をあまり覚えていなかったことが判明。 お話ももちろんいいのですが、やはり絵の力がすごいんだなと改めて思いました。 6歳の長男もしっかり見ていました。 この本を読んだ後に、弟にしぶしぶやさしくしてあげた長男に、 「今、○○の花がきっと咲いたよ」 って言ったらちょっとうれしそうでした。 心の中にこのお話が残ってくれるといいな、と思うお話です。
投稿日:2011/12/30
斎藤さんが大好きです。 代表作のモチモチの木や、ふき、半日村…などなど たくさん良い作品がありますが、私はこの花さき山が一番好きです。 自分をとても優しくしてくれる本だからです。 子どもたちにも素直にこの本に描かれている事を 受け止めてもらいたいなと思います。 次の自分の誕生日に購入しようかなと思っています^^
投稿日:2011/03/01
この本は、娘が幼稚園の頃に先輩ママから『今まではかわいい絵の絵本ばかりを読ませていたけれど、この本に出会ってから子供がかわいい絵の本以外でも、読むようになった本だよ。』と教えてもらいました。 本の表紙は切り絵のような女の子の絵が真っ黒な背景に映えていますが、一見地味に感じます。 うちの娘も、かわいい絵の絵本をまず選ぶタイプなので、この本を読んでどんな表情や感想を抱くんだろうと思っていました。 まず、山姥が出てきた時点で、『山姥って怖いよね〜。』と言い出しました。やっぱりという感じでしたが、読んでいくうちに、『怖くない山姥もいるんだね。』と言って納得していました。 赤ちゃんのシーンで、うちの1歳の息子と全く同じ状態で、この間まで赤ちゃん返りしていた上の子は、どうやって聞いているのかな?と思っていましたが、すっかりお姉ちゃんの顔で聞いていたので、随分しっかりしてきたなぁと実感しました。 山姥の言葉は、方言でぶっきらぼうに聞こえますが、話を聞いているととても温かく心に染みて来ます。 主人公のあやの台詞は、最後に心の中で思う一言だけですが、心に響きます。 一度だけでなく、何度も読みたくなる本です。読んだ後にもふとこの本の内容を考えさせられるときがあります。 幼児から大人まで広く読み聞かせや読書にオススメします。
投稿日:2008/07/15
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