ヘルメハイネさんの「ともだち」が大好きで、他の本も読んでみたくなり購入しました。
生まれてから亡くなるまで、3人が身体の中で働いてくれる。そして亡くなった後も・・
娘は、ハートをせっせと干したりしているハートおばさんのページがとても気に入っています。
落ち込んでヨレヨレの気持ちにアイロンをかけてくれたり、涙でビショビショの気持ちを乾かしてくれたり、ケンカして壊れた気持ちはのりでなおしてくれる。
そんなハートおばさん。
娘に読み聞かせながら、
大きくなっていくにつれ、傷付く事や悲しい事もいっぱい経験していくだろう大きくなった娘を想像して、
ハートおばさんが本当に実在して娘の心に住んでいてくれたらいいのにな・・
親には話せなかったり、親では癒してあげる事のできない悲しみに遭遇してしまった時に、
ハートおばさんが寄り添って娘の心を癒してくれたらいいのにな。
と、思わず願ってしまいました。
この絵本を読んでから娘は、パパがビールを飲んでゲップをすると「胃袋おじさん怒ってるよ」と叱ったり、
私も娘がお菓子を食べ過ぎている時に、「胃袋おじさんが大変になっちゃう!そろそろやめてあげて」と言ってみたりなんかして、
なんだか3人が本当にいるような気になってくるのが不思議です。
とても素敵な絵本です。