「おれは サメ」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

何故足が生えると人気者になれるかも？と月が思ったのがナゾですが、人気者になりたいと思うサメが、何だか可愛く思えてきてしまいました。
大根おろしは普通鮫皮は使わないように思うのですが、自分の体でワサビや大根がクリーミーに出来ていく様は、サメはさぞや驚いたでしょうね（笑）

何か違う、おれがなりたいのはこういう人気者じゃない。
サメはちゃんと自分の意思を持っていて、海に帰っていく･･･
その後ろ姿は何だかかっこよく思えてくるから不思議です。

６歳長女に借りました。サメってなかなか主役にならないですよね。このお話はそんなサメが主人公。みんなの人気者になろうとするのですが、そう簡単に人気者になれず。サメが人気者になった方法とは・・・。６歳長女はなんでサメの肌を使うのかわからなかったようですが、お月様のアドバイスに「そんなわけないやん」とつっこんでいました。

威張りんぼうのサメがイルカのように人気者になりたいなんて！
そんなサメがめちゃくちゃかわいいんだけど、実際いたら絵本の人たちのように「ギャーーッ！！」って逃げちゃいます・・・。
ごめんね、サメくん。
心はキュートなのに（見た目も！？）逃げていかれる。
納得いかない様子にププッと笑っちゃいます。
常に偉そうなキャラがすごくいいですね。
そんなサメくんの願い叶って人気者に！！
でも・・・いいのそれで！？（笑）
サメくんのキャラがかなりお気に入りになっちゃいました。
何度読み返しても笑えます。

いつもみんなに恐がられているサメがイルカのように人気者になろうとして色々試してはみるけど、最後には、やっぱりいつも通りのサメに戻るというお話。

サメに足がついたり、寿司屋でわさびをおろすのに使われたりと、つっこみ所満載なナンセンス絵本で、子供はピンときてない感じもあったりしましたが、母的には好きな絵本です。

ウケを狙った本だなーというのが、第一印象です。

イルカみたいな人気者になってみたいと思ったサメが、月のいいかげんなアドバイスで足をつけてもらい陸に出ますが、どうも想像していたようにはいきません。そんな時に寿司屋に連れて行かれて、鮫肌でわさびをすり下ろされることで人気者になれますが・・・、やっぱりサメはサメ。海でいばっているのがサメらしいですよね。

小さな子供より、少し大きな子や大人の方が、フフッと笑える気がします。