「かさじぞう」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

「かさこじぞう」は有名な昔話だけど読んだことなかったんかな
幼い頃にNHKの人形劇などで見た記憶があったけど、今回あらためて読んでみて楽しかった。
内容がわかっていても楽しめる絵本です。
売り物の笠を道ばたのお地蔵さんにあげたなんて、うちの妻なら罵倒されそうな内容ですが、とても心が温まる絵本です。
読み聞かせ時間は５分ほどで長くなく気軽に読んであげれます。

そういえば、この昔話、ぼくの記憶では「かさこ地蔵」だったような。「かさ地蔵」が正しいのかな。

全ページためしよみで、読ませていただきました。
『かさじぞう』の絵本は、赤羽末吉さんの絵のが有名ですが、こちらの野村たかあきさんの版画も、とてもいいです。お話の良さが伝わってきます。ぜひ伝えていきたい日本の昔話です。

6歳の息子も楽しめました。
３，４歳からとなっていますが、上は何歳でも楽しめると思います。

まさに冬にぴったりのお話でした。
有名なお話なのに、息子は知らなかったようで、
おじそうさんがそりを担いでプレゼントを運んでくる？？
サンタクロース的な？？という反応でした。

洋の東西を問わず、
冬は、人の優しさやぬくもりが必要な時期ってことなんですしょうか。

絵が、かわいらしくて、色使いがきれいで、親はとっても気に入りました！
貧乏なわりには結構ふかふかな布団に寝てるな･･･とは思いましたが。

じゅうにしのはじまりも、年末には絶対に話題になるので、
1冊は持っておきたい本だと思うので、おまけに付いているっていいですね♪

幼稚園児ともなると一度は読んだことある２つのおはなしです。
ろくじぞうさんがおじいさんの家を訪ねてくる時の
掛け声がとってもリズムよく、楽しげなので子供も聞いていて
クスッと笑っていました。

十二支のおはなしも合わせて読むと
年末年始の雰囲気を味わえてとてもいい組み合わせの
物語２話だと思いました。

―傘が一つ足りず、自分の頭にかぶっていた‘てぬぐい‘をかぶせてあげる―

‘傘’じゃなくて‘てぬぐい’！
『かさじぞう』に対する私のこだわりです。
この本は、見事クリア！（喜☆）
絵は、版画でしょうか？昔話の雰囲気にピッタリですごくいいです！
優しい文面。おじいさんとおばあさんの温かさが、心に染みます。

おはなしもうひとつの『じゅうにしのはじまり』。これも、短いけどちゃんと要点をおさえています。これも、いいですね！

年越し絵本は、これにキマリ☆
良い新年が迎えられそうです♪

おじいさんが売れなかった笠をかぶせてあげたら、お礼にお宝がいっぱい。
とてもいい話が、野村たかあきさんのすっきり感のある絵で語られると、あまり悲壮感がなくて、おじいさんの善意が全面に出てきているように思いました。
あまり、深みがないのですが、このくらいが幼児にはいいのかもしれない。
かさじぞうさんの中では、きわめて低年齢層向け。
これもアリです。