「あのな、これは ひみつやで！」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

この絵本は、日常でよくある「ここだけの話！」をテーマにしたお話でした。子供たちが幼稚園でいろいろ噂をし始めて、そのうわさが嫌な感じに膨らんで広まっていき大変なことになっていました。うちの子はこのお話を見て、「内緒やし言ったら駄目やよね！！」と言っていましたが、うちの子もよくここだけの話を教えてくれます（笑）どこにでもある題材だったのでくすっと笑えました。

６歳長女に読みました。幼稚園の先生が結婚することを「これはひみつやで」と子供が伝えていくと、途中で別の男の子が「お母さんにもうすぐ赤ちゃんが生まれる」と「ひみつやで」と言いながら伝え。それがどこかで合体しちゃった！伝言ゲームでよくあるような感じです。とっても楽しくて笑ってしまいます。絵本の中の子供たちは泣いているんですけどね、

内緒話って何故かあっという間に拡がるのです。
伝言ゲームって、話が何処かで違ってしまうのです。
先入観が入ると、勘違いはどんどん大きくなるのです。
幼稚園のお話だから、先生の機転で丸く収まったけれど、笑ってばかりでは良くないかも。
これって社会学ですよ。
思いきり笑った後で自戒。
子どもの世界は大人社会の縮図のような気がしました。

図書館で、インパクトのある絵だな〜と手に取ってみたら、大好きな、くすのきしげのりさんの絵本じゃありませんか！お話は園児たちが伝言ゲームのように、ないしょで秘密を友達に話していくうちに、すっかり違ったおはなしになっちゃった…。先生と子供たちのやり取りや、子供同士のやり取りの中で、先生を大切に思う気持ちやお友達を思う気持ちがわかり、ほんわかと温かな気持ちになります。園児たちの恋愛事情も分かります（＊＾_＾＊）