「ふしぎなタネやさん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

植えるとふしぎな実がなるタネ。次のタネはどんなものがなるのか、わくわくしながらページをめくると奇想天外な実がなって「えー？！」とびっくりします。
「三匹の子豚」や「赤頭巾ちゃん」風でおおかみが悪者。豚さんは逃げて逃げて！という展開のお話です。

とっても楽しいお話でした。タネをまいて呪文をとなえると、ゆきだるまやドーナツのなる木が生えてくるなんて、想像するだけでわくわくします。自分ならどんな木がいいかな〜と考えたりして、楽しくなります。
大喜びでタネやさんから帰るブタくんでしたが、ピンチがおとずれます。オオカミと出くわしたのです。ブタくんはもらったばかりのタネをまいてどんどんピンチをきりぬけていきます。けれど、オオカミにおいつかれ、ついにはタネやさんからもらったゴツゴツした謎のタネもまきました。それがまさかきょうりゅうのタネだったなんて！
さいごまでワクワク、ハラハラドキドキさせてくれる素敵な絵本でした。

次男が在園時から「ふしぎなタネやさん」が読みたい！と言っていて、
そんな本は出てないよ〜と何度もやりとりしてましたが…
はい。やっと出版されておりました。

みやにしさんの絵で、しかも主人公がブタさんというのは
なんだかニヤリ。表紙の隅にはやっぱりいましたオオカミさんも（笑）

ブタくんがタヌキのおじさんがやっている「ふしぎなタネやさん」の前を
通りがかります。
どんなタネなの？って聞くと、おじさんは色々と実演してくれます。

雪だるまのタネ、ドーナツのタネ。
あ〜美味しそうだし、うらやましい〜！！
住んでいる宮崎は県北とかじゃないと雪が降らないし積もらないし。
このタネ欲しいぃ〜！！

そして、中盤過ぎたころに、出てきた出てきたオオカミさん！
ここからが、みやにしワールド全開ですね。

いや〜やっぱりオオカミさんてこうなるんですねぇ（笑）

何かのタネをまくときに、ニヤニヤしてしまいそうです。